2020年から始まったコロナの影響も、
規制が徐々に緩和され、海外渡航も戻りつつあります。
待ってました!感はありますが
実は注意しなくてはいけないこともあるのです。
それはトコジラミです。
トコジラミは体長5㎜ほど。
ベッドバグとも言われ、就寝中刺されることが多く人間の血液を栄養とします。
刺されると赤い発疹ができて、強いかゆみを伴う場合があります。
トコジラミは江戸時代から日本に入ってきていたようですが
第二次大戦後、薬剤により一度撲滅されました。
しかし近年は海外からの渡航者の手荷物やスーツケースの中に紛れて入り込み、
ホテルなどの宿泊先で繁殖が拡がっていました。
コロナの規制緩和により、一時は被害の声も聞かなくなっておりましたが
今後は再び渡航者が増えることで、トコジラミの個体数も増えて被害が広がることでしょう。
海外はもちろんのこと日本でも宿泊した際には
手荷物は床に直置きをしないこと。
カーテンや寝具に赤黒いシミを見つけたら部屋を変えてもらってください。
最近のトコジラミは薬剤に対して耐性があるものが増えています。
駆除をするにも中々やっかいな生き物です。
宿泊先から帰るときも家に持ち込まないように十分に注意してください。
※写真は横浜市のウェブサイトからいただきました。