先日、とても気になるニュースが飛び込んできました。
それは・・・
高校生が宿泊先で「虫が出た」ため殺虫剤を使用したところ
その場に居た10数名がのどの痛みを訴えた、と。
スーパーやドラッグストアで手軽に購入できる殺虫剤は
薬機法に基づき、
安全性に関して、急性毒性、亜急性毒性、遺伝毒性、刺激性、感作性(アレルギー性)などの
数多くの安全性試験結果から、厚生労働省が厳しく審査を行い
一般の人が使用しても安全であることが確認されたうえで医薬品や防除用医薬部外品の承認を受けて
家やその周辺にいる害虫を駆除する際に使用できるように製造販売されています。
そして、容器やパッケージには
適用の害虫、使用場所、使用時期、適切な使用量が記載されており注意喚起もされています。
今回のニュースの高校生は、
その場にあった若しくは誰か(本人か)が持っていた殺虫剤を使用したと思われます。
そして、適切な使用方法や使用量ではなかったため
その場に居合わせた人たちが体調不良を引き起こしたと考えられます。
特に冬場は寒い外の空気を部屋に入れないために換気を怠りやすいものです。
締め切った部屋の中で揮発性の高い殺虫剤を使用することは大変危険です。
使用方法や使用上の注意を守って正しく使用するようにしてくださいね!