秋らしい天気が続く日々ですね。
洗濯物も良く乾くし、過ごしやすくて嬉しい限りです。
しかし・・・
「洗濯物を取り込んだらカメムシが付いていた」
なんてことはありませんか?
カメムシは危険を感じると、中脚と後脚の間にある臭腺開口部から
トランス-2-ヘキセナールを主な成分とする悪臭を放ちます。
実はその悪臭。
カメムシも自分の臭いで死んでしまうほどの臭さ。
ですから英名も「Stink bugs(臭い虫)」と言います。
さて、カメムシはスギやヒノキを好むので
花粉が多い年は大量発生します。
また空き地で草が生え放題になっているところは
カメムシが発生しやすい場所となります。
あの臭さから逃れるためにも
カメムシを家に入らせないように、触らないようにしたいものですよね。
対策としては、まず家に入らないように隙間を無くすことです。
家の周りの雑草は除草しておきましょう。
そして洗濯物を取り込むときは軽く振って、洗濯物に付いたままにしないこと。
カメムシは白いものに寄ってくる性質がありますから
シーツやタオルなどは要注意です。
また洗濯物を振る際も激しく振ってしまうと危険と感じて臭いを放つので優しく振ること。
それでも家に入ってきた場合は
チラシやティッシュでそっと掬って、外に放してあげましょう。
手に触れてしまった場合は、サラダ油などのオイルで臭いを落とし
石鹸を使って流せば大丈夫です。