たびたび昆虫食について触れてきましたが、やはり最近は注目を集めているようです。
何故なら、日本は人口が減少傾向にありますが地球規模で見ると増加しているため、将来は世界的に食糧難となる問題が提起されているからです。
FAO(国連食糧農業機関)は世界の農林水産業の発展と農村開発に取り組む国連の専門機関ですが、
そのサイトにも昆虫食についてトピックが上がっており、
現在は家畜からタンパク質を摂取しているが今後は昆虫のタンパク質を見直すそうです。
また先日は、熱帯などの地域では受入れられている昆虫食が何故西欧諸国では嫌悪されているのか、などもありました。
西欧諸国で受入れられないのは、虫も熱帯地域に生息しているものに比べて小さく、集団で見る機会も少ない。人が虫と共に生活しているという概念が薄いからだと記載されていました。
http://www.fao.org/home/en/
日本においても、はちのこやイナゴの佃煮は食べられてきましたが、日本においても近年は虫と共存している意識はない人がほとんどではないでしょうか?
また有名な学習帳も表紙が昆虫のものは「気持ち悪い・不快」ということで見かけなくなりました。
確かに昆虫の見た目はグロテスクですよね。
ですから、食糧難になっても日本においてはそのまま食卓にのぼるのではなく、
粉末にして食材と混ぜるのか、またはサプリメントが出てきそうな予感がしています。