近年、異常気象や自然災害が多いですよね。
台風や気温の上昇、氷河の溶けるスピードが早い・・・
この原因は私たち人間が自然を破壊しているからだと言われています。
地球が宇宙の中に生まれ、そして何十万年後に地球上に人間が出現したときまでの年月を考えれば、
近年の工業化、人口の増加は異常なほどの早いスピードです。
そして人口が増えるからこそ、私たちが摂る栄養の供給源と自然環境については考えなくてはいけません。
私たち人間は、よく「食物連鎖の頂点」と言われます。
この「食物連鎖」、食う食われるの関係だけではなく、実は複雑です。
一般に知られるのは、植物→草食動物→小型肉食動物→大型肉食動物ですよね。
しかし植物や草食動物の段階では虫や菌が介入している場合が多いのです。
虫が葉っぱを食べ、その虫を取りが食べるという関係もあります。
つまり植物→虫→小型動物ですね。
またシロアリは木などを食べることによってセルロースを分解し、排出物が土壌の栄養となり、
再び植物の生育に役に立っているのです。植物→虫→植物でしょうか?
つまりこれらを考えると複雑ではあるけれど、
植物や虫の生息が地球上ではとても大事だと分かります。
そして異常気象や自然災害が益々ひどくならないようにするためにも
この植物や虫たちの絶妙なバランスを維持していくことが
私たち人間が生きていくためにもとても大切なんだと思います。