皆さまはこの地球上で昆虫が減少しているのをご存知でしょうか?
昆虫(虫)は気持ち悪いと捉える人も多いのですが
自然界の90%以上の植物は昆虫の受粉行動によって生態を保っていること、
鳥類の50%以上は昆虫食であることからも、
地球上の生物すべてを維持していくためには昆虫が如何に大事かが分かると思います。
そして何故減少しているのかは様々な所で議論されています。
その一つとして、農薬の影響が挙げられます。
有名な所では「ミツバチの減少にネオニコチノイド系の薬剤が原因」とされているところでしょうか。
広域な畑では大型機械や小型のリモコン飛行機で農薬を散布されていることからも影響がないとは言えません。
もちろんシロアリの薬剤にもネオニコチノイド系の薬剤があります。
しかし、ほぼ外部に薬剤が拡がらない床下に散布することが、日本においてミツバチの減少に繋がっているとは思えません。
また、気候の変化が要因であるとも言われています。
確かにここ最近は世界各地で異常気象が起こっています。
加えて生息地の減少も挙げられています。
生息地の減少だけでなく、その土地の変化によって昆虫が生息できない環境となっているのかも知れません。
この「昆虫減少」の問題は、地球上に生きる私たちすべての問題と言えます。