最近、昆虫食(コオロギに対して)やジビエ(こちらはカラスですね)に対しての
議論が活発にされています。
身体に影響を及ぼさないか?を考えるのは重要な部分ですが
元はと言えば「食料事情」が大きな問題だったと思います。
世界規模では人口増加で食料難となるのは目に見えています。
一方、日本国内においては人口減であり、
作物などの作り手減少を考えなくてはいけません。
現在でも多くを輸入に頼っている部分があります。
廃棄している食べ物を有効利用するのが先決だとする意見は一理あり、賛成です。
生物は皆、何らかの栄養を摂取しなければ生きてはいけません。
この昆虫食をはじめとした食料問題を考えるとき
人間は満腹を感じるけれど、他の生物はどうなんだろうと疑問に思いました。
エサが近くにあっても見向きもしない昆虫がいますし
自然界の中では「食べ過ぎる」ことがないように思います。
一方で飼っている金魚やハムスターがエサを食べ続けて、
ビックリするくらい大きくなったと聞くことがあります。
つまり人人間に飼われている動物は
エサを取る(狩る)必要がなく、与えられることが多いため
人間が調整しない限りは際限なく食べ続けることができる・・・のではないでしょうか?
私たち人間はお腹が空いていないけれど
食べ物を口に運んでしまうことが多々あります。
昆虫食やジビエなどと一緒に
食卓に上るまでの生産から流通事情、
そして私たち自身が「食べる」ことを
改めて考える時期にきているのかも知れませんね。