進化論で有名なダーウィンは
この世に生き残る生き物は最も力の強いものでも最も頭のいいものでもない、
それは変化に対応できる生き物だという考えを示したと言われています。
これはよく経営者も引用する言葉ですよね。
「時代の変化とともに変化していく必要がある」と。
特に新型コロナウィルスが拡大してから何でもかんでも「変化すべき」との論調が強まっている気がします。
ではシロアリ業界(TCO)や害虫獣を制御・管理する業界(PCO)では何が進化(変化)したか?と振り返ってみました。
業界では物理的な対策、薬剤を使用した化学的な対処を基本としています。
・網を使用や侵入口を塞ぐなどして害虫・害獣が近寄らないよう(侵入できないよう)にする
・薬剤で駆除や忌避効果を得る
これら基本はあまり変化がありません。
と言いますか、変化しない部分だと思っています。
では、何が変化・進化していくのか?
薬剤についてはメーカーさんの努力で新しい薬剤が発売されています。
そして手っ取り早いのが、調査や工事の段階で使用する機材です。
例えば、センサーや赤外線などを用いて害虫・害獣を発見し、その場で個々に対応した薬剤を噴射したり、
超小型のドローンで狭小部分の調査・工事まで済ませられたり・・・でしょうか。
しかし、これらも近しい機材は既に存在しています。
あまり変化・進化しない業界なのでしょうか?
それとも変化・進化を必要としない業界なのでしょうか?
業界に長くいると使用する薬剤は変化していますが
業界そのものの変化・進化が乏しく「変化・進化しないままで良いのか?」と不安にもなります。
それでも弊社としては「住まいの健康管理」の一役を担っていく信念は不変です!