日曜日の夜と言えば、NHKの大河ドラマ「青天を衝け」ですよね。
渋沢栄一氏の生家は藍玉を製造販売していましたが
その昔、養蚕業は日本の主要な産業であり、
日本のあちこちで見かけられました。
そして蚕を保存食として食す風習のある地域もあるのですよね。
昔、放送されていたアニメの中で蚕を食べるシーンが出てきて(しかも幼虫のままでした)
蚕が昆虫食であることをはじめて知りました。
ネットで検索してみると出てきますね~
まず「生でも食べられる」の文字にビックリ!
検索を続けると・・・繭から糸を紡いでいる途中に口に放り込むとのことで
幼虫を踊り食いするのではなく、蛹を食べる習慣であったのでちょっと安心(笑)
調理方法としては油で炒めたり、砂糖と醤油で甘辛く佃煮にしたりと昆虫食としては王道です!
実は野生の蚕はいません。
絹糸を作るために品種改良されたため
自ら動くことが出来ず、人の手で餌やりが必要なのです。
たくさん育てられた蚕。
絹糸を作るために繭を茹で、糸をつむぐのですが
原材料の茹でられた蚕も大量発生します。
そこで蚕を廃棄するのではなく、食べるということになったようです。
今でも長野県ではスーパーで蚕の佃煮が売っているそうですから
今度見かけたら食べてみたいと思います。