このコラムでも時々書いております外来種。
多くの方は外来種=悪者のイメージだと思います。
しかし、外来種だけが危険であったり、在来種と比較して外来種の方が悪いということではありません。
外来種が入り込むことで在来種を捕食されたり、縄張り争いが起き、
結果、今までの生態系に影響を及ぼす。
このことは進化なのか?被害なのか?
長い地球上の年月の中でしか分からないと私は思います。
ただ、外来種が侵入した環境に適応したことで大繁殖することもあり
そのことによって違う種が絶滅することになれば、これは問題です。
進化の過程ではないからです。
環境庁では外来種による被害を未然に防ぐため、外来種被害予防三原則を提唱しています。
①入れない②捨てない③拡げない
近年では外来種のペットを捨てる問題が上がっています。
ペットを飼う時も生態などを調べて、考えることも大切ですね。