仲良くしていただいている絵本作家さんが
虫たちをクレパスで描き、個展を先週末から開催されていて開催初日に伺いました。
彼の絵は細部まで描かれていて、今にも動き出しそうな質感は感動ものです。
と同時に、彼の集中した観察力に尊敬の念をいだきました。
絵を描くにはよく観察することが必要です。
光の入り方、影の出方、色の変化・・・
そして観察したものを絵に表現していくわけです。
この表現が誰にでもできるものではないと思うのですが。
ただ、この「観察する」こと。
絵を描くためだけではなく、仕事にも通じますよね。
お客様のお困りごとをしっかり把握する。
床下をよく見てシロアリがいるなら、
どこからどのように食害を進めているのか。
同僚がどのように仕事を進めていて、自分が何処をフォローできるのか。
業界の流れはどのようになっているのか。
挙げれば切がありませんが
「観察する」そしてその先をどうするのかが
プロかどうか掛かっていると思います。
毎日毎日観察して見極めていきたいと
知人の個展に伺って、姿勢が正される思いでした。