台風10号の影響で先週は雨が続きました。
台風の備えをしていたとしても
豪雨が降り、土砂崩れを起こした地域もあります。
皆さまの周りではご無事でしたでしょうか?
さて、話しは変わりますが
ここ最近「天井裏に小動物がいるようだ。定期的に小さな鳴き声がする」と
相談を受けることがありました。
天井裏を調べていると確かに小さな音がするのですが
それは天井裏ではなく部屋の方から・・・
音のする方へ顔を向けて見ると
天井に取り付けた火災報知器からの音だったのです。
住宅用防災機器は平成23年(2011年)の6月から新築・既存にかかわらず
取り付けが各自治体で義務化されました。
当時、テレビCMや新聞の折り込みチラシでも見かけ
機器を取り付けた方が多くいらっしゃったと思います。
お客様はチッチッと定期的に鳴る音が小動物の鳴き声と間違えたようです。
しかし、たまに鳴るのは電池切れの証拠。
そして電池を取り換えたとしても機器の部品劣化がありますので
自治体やメーカー等は10年で取り換えを推奨しています。
劣化した機器を使い続けた結果、火災を感知しなくなる場合もあります。
今回の台風だけではなく、地震や火災に備えて
家と家の周りの備えを見直す機会ではないでしょうか?