先週は、建物の衛生管理に関する資格の更新講習会に参加してきました。
朝から晩まで2日間の座学。
数年に一度とは言え、若いころとは違い、
ジッと座っていることが辛くなってきました(笑)
さてさて、
その講習会は必要な知識のおさらいな感じです。
ただ日頃私たちが当たり前と思っていることを、違う目線から見てみると
色々と思い、考えさせられることがあります。
例えば、薬剤について・・・
シロアリ工事に使用する薬剤は化学薬品です。
だからこそ地球環境に優しく、
工事に従事する人や工事後に住まわれる人の健康のために
多くの改良がされています。
しかし一方で「化学薬品は危険」と一方的に考えてらっしゃる方が見えるのも事実です。
もちろん一般にいう化学薬品の中には危険なものも多くあります。
それに対しては十分な注意が必要でしょう。
でも私たちとしては「自然は安全・安心」ばかりではないということも知っていただきたいのです。
薬品などの安全はLD50という半数致死量で表すことがあります。
LD50は動物の体重1kg当たりの投与重量mg(mg/kg)で表され
投与した動物の半数が死亡する容量を言います。
私たちが食事で口にする塩(塩化ナトリウム)は3000~3500mg/kg。
砂糖は15000~36000mg/kg。
つまり砂糖よりも塩の方が危険です。
ではシロアリの薬剤は・・・
どんな剤型なのか?希釈濃度なのか?によって異なりますが
食塩より安全な薬剤も多くあります。
もちろん弊社では「住まう人が健康・安全」であることが大前提!
もし「これは安全なのか?」と不安に感じるのであれば遠慮なくお尋ねください。