夏になると蚊が気になって仕方ありません。
先日も「蚊が一番人間を殺している」と書きました。
蚊と言っても本当に怖いのは、ハマダラカによって媒介される伝染病「マラリア」です。
ここ近年はマラリアの治療薬が劇的に進歩したと言われていますが、
既にこの治療薬に耐性を持つ、すなわち「薬が効かない」マラリア原虫が多く見つかっているとのこと。
昔から薬剤が開発されれば、その薬剤に耐性を持つ種類が現れて、
また異なる薬剤が開発されて・・・この繰り返しです。
地球上で生きていくには「いたちごっこ」は仕方ないのでしょうか?
外国で蚊に刺されて発症するケースを除き、日本国内で「マラリアに罹る」ことは、
まだ無い訳ですが、治療施設が不十分な地域では致命傷となります。
夏休みに入ると海外旅行へ行かれる方も多いと思います。
長袖長ズボンを着用する、外国では防虫スプレーなどを利用するなど、
自身で十分に予防対策をしてくださいね。