虫のアレコレ⑧

このコラムで虫について考えていたときに

ふと「古代の虫はどのようにして生きていたんだろうか?」とふと疑問に思いました。

 

例えばゴキブリは3億年ほど前から地球上に生存していたと言われています。

他にも映画やアニメで大型トンボが空を飛んでいたりしていますよね?

恐竜の大きさを考えてみれば虫たちの大型化も納得ですが

動きは早かったのか?とか、鳥のように飛べたのか?不思議ですよね。

 

色々調べてみましたが、ゴキブリの祖先は「アプソロブラッティナ」。

全長は50センチ以上。現在のゴキブリにも通じる雑食であって、もちろん小型の哺乳類はエサだったようです。

これにはさすがに考えただけでも寒気がします。

退治するにはとても大きな粘着トラップとスプレーが必要になりますね!

ただゴキブリは人間が絶滅しても地球上に生き残るであろうと言われている生物です。

今後、地球の気候が大きく変動してもきっと生き残るでしょうね!

 

またトンボの祖先はメガネウラとかメガネウロプシス(ゴキブリトンボとも言います)、ヤスデはアースロプレウラ。

それぞれ化石が発見されています。

メガネウラは飛ぶのが下手だったようで、時々羽をばたつかせて滑空するだけだったようですね。

またアースロプレウラはまったくの草食生物と考えられています。

地球が誕生して酸素濃度が濃いだけが理由でではなく、外敵もいなかったために大型化しても生息出来たようで

絶滅はやはりエサの減少と気候の変化が一番の原因のようです。

 

もし、現代も大型の虫たちが生息していたら

私たちはどんな生活をしているのでしょうか?

想像すると怖いのですが、生物たちが気候によって絶滅してきた歴史を鑑みると

今の地球上の自然を保護し、気候や環境が大きく変わらないことが

私たち人間も生き延びる術ではないかと考えられます。

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