虫のアレコレ③

最近、ある有名俳優さんが昆虫好きを公表してから、TV番組で着ぐるみを着て昆虫について説明したり、会社を設立したりと話題になっていますね。

以前にも少し書きましたが、昆虫(虫)が「気持ち悪い」「嫌い」との声も多いのですが、食など生活の様々な場面で見直されてきています。

 

その代表格がハチの巣のハニカム構造ではないでしょうか?

ハニカムは英語でhoneycombと表し、まさにハチの巣の事を指します。

ハチの巣以外にもトンボの目や亀の甲羅の模様もハニカム構造となっています。

 

ハニカム構造とは正六角形や正六角柱を隙間なく並べた構造であり、例えば板にハニカムの穴を開けたり正六角柱を積み重ねることにより材料を軽量化しながら強度を保てたり、断熱効果があるといった性能を持つことから、輸送機器や建築材料にたくさん使われています。

 

何故このようになったのか?はまだ解明されてはいませんが、この地球上には生物の進化の過程で得られた優れた機能や構造などが溢れています。その機能や構造を取り入れることによって、より地球に優しい環境と快適さが得られれば、これほど素晴らしいことはありませんよね。

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