家のはなし③

その昔は柱を地面と接触して建てられていたものの、硬い石の上に柱が建てられるようになり、昭和に入り、コンクリートで基礎が作られるようになり、その基礎もコンクリートの中に鉄筋を配筋させるよう義務化されたのは昭和46年となります。

日本は地震大国ですから関東大震災や十勝沖地震が教訓となっているのです。

 

もちろん基礎がコンクリートで造られるようになってから、住宅の足元はしっかりとしたものになりました。

また近年は、土だった部分もコンクリートで造られる布基礎・ベタ基礎です。

地中で暮らすシロアリの被害からも、土だったころに比べて、格段に守れるのです。

 

ただ、悪い点もあるのです。

それは、コンクリートが風化して粉塵となったとき、その粉塵によって喘息やアレルギーなど、住人の健康に影響を及ぼすことです。

このことを明言している方は少ないと思います。

 

また、最近は「基礎断熱」なるものが出てきています。

基礎に断熱材を這わせることにより、住居部分から外部や外部からの住居部分への放射熱を減らす効果があります。

今は高気密・高断熱の住宅が主流です。外部からの寒さ暑さから守り、エアコンなどで冷暖房に必要な電気等の使用を減らせれば環境にやさしいですからね。

 

しかし、この「基礎断熱」も残念なことに、断熱材の底辺はほぼ地面に直接接触して施工されているのです。

このことによって、地中にいるシロアリが断熱材から上がってきて土台などに被害を及ぼしていても、気付きにくいという問題が出てきているのです。

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