暮らしのはなし⑤

様々な虫が食用とされていることは以前お話ししました。

しかし、海外で食す訳でもないし、ハチの子やいなごの甘露煮は珍味で食べたことがないから、「虫は食べたことがない」と思っていませんか?

 

中南米に多く生息し、サボテンに寄生するエンジ虫(コチニールカイガラムシ)から抽出されるコチニール色素。

古来から染色用の染料として利用されてきていますが、実は化粧品や食品の添加物としても多く使われているんです。

 

かまぼこ、かき氷のシロップ、ハム。。。。

もちろんすべての製品に使用されている訳ではなく「天然」の色素(食紅)として、皆さんが口にする食品にも使用されているということなんです。

 

そう、皆さん知らず知らずの内に摂取しているんですよね。

因みに。。。スターバックスのストロベリーフラペチーノにも使用されています。

 

「昆虫が世界を救う」

冗談のようにも聞こえますが、人口の増加により食料危機問題が起こりうるであろう地球。

様々な場面で食用に使用される現状からすれば、まんざら嘘ではないかもしれませんね。

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